犬のこと

犬の社会化失敗から。社会化のために行っていること。

どうもmaru3です。

僕はジャックラッセルテリアのフランちゃんを、家族としてお迎えする前に3匹飼っていたことがあります。

社会化の失敗。というとじゃあ飼ってた犬は失敗なのか?という人間のエゴを押し付けといてそれはないだろう!と自身でも思うのですが、あえて失敗という表現をさせていただくことをお許しください。

その中で自分が飼ってきた犬を順に追っていき、何が良くなかったのか。そして現在何に気を付けているのかを書いていきたいと思います。

1匹目:ミックス犬

最初の犬の記憶は今から30年程前、当時2歳児頃です。実家で飼っていたミックス犬でした。白と黒の立ち耳で中型犬くらいだと思います。当時はミックス犬とは言わずに雑種言うのが普通で、何のミックスだったのか、どこから来たのかもわかりません。

屋外で鎖に繋がれていたその犬は、当時とても大きくて恐い存在でした。番犬として犬を飼うことが普通で今みたいにペット=家族みたいな構造ではなかったと思います。
家族以外には吠えるしご飯は残飯。トイレなんて庭で適当にする。しつける必要なんてあまりなかったのかもしれません。

僕は当時犬が嫌いでした。結果として12年で天国にいきましたが。2歳の僕には命の大切さ理解できるわけもなく、いつの間にかいない感じ。死因はフィラリアでした。

二匹目:ビーグル犬

犬嫌いを克服できないまま僕が5歳の時に我が家にビーグル犬が来ました。父の知り合いに子犬が産まれたのでもらってきた子。初めてみる子犬。でも怖いそんな感じでした。

最初は触れるも怖かったんですが、ご飯をあげたり、一緒に走り回ったり。犬のことがどんどん好きなっていきました。

ですがまだまだ犬=屋外で飼うといった認識が強く、当然ビーグルも屋外飼いでした。

ビーグルも狩猟犬で吠えやすいと言われています。人が通れば吠えるといった状態でした。だた我が家のビーグルは警戒吠えというより「構って~」といった感じで吠えていたと思います。
ですがビーグルとは早々にお別れすることになりました。死因は交通事故。年齢は2歳でした。

屋外で放し飼いをしていたんですが、どこかの隙間から出てしまったんです。あれ?いないと思ったら、「ギャーン」と鳴き声と共に脚を引きずり戻ってきた姿は今でも忘れられません。

初めて生物の死に対して涙しました。犬を飼う=命の大切さを教育するという意味では、僕にたくさんの物を残してくれたのかもしれません。

3匹目:ダルメシアン

ビーグルの死から2年。僕が9歳の時にダルメシアンがやってきました。

ダルメシアンとの出会いはペットショップでした。今のペットショップって凄いですよね?子犬同士が同じサークルに入れられていて、人間に抱っこされて、休憩時間があって、トイレのしつけまで教えておいてくれる。

でも当時はそんな感じじゃなかったです。カプセルホテルみたいな。クレートが繋がっていて、そこに子犬がいるみたいな感じ。

抱っこさせてくれますけど、ギャンギャン鳴いてるし他の犬との触れ合いもない。今みたいに生後56日までは販売してはダメみたいのもなかったです。(生後56日の遅い早いは別としても)

当然社会化なんてできてない

ですがそんなことは当時、気にもしてませんでした。ダルメシアンという珍しい犬。子犬の愛らしい姿に一目惚れしてお迎えすることに。

ビーグル犬の反省から室内飼いになりました。ですが室内で飼うということは刺激がない。社会化不足をより加速させる結果となりました。

ダルメシアンは神経質な犬と言われています。家族以外には吠え、チャイムの音が鳴れば吠え続ける。尻尾は下がってとんでもなくビビりな性格でした。当然他の犬と触れ合えるわけもなく、散歩に行けば他の犬に吠えてしまうといった状態。

そして僕は中学生に上がり反抗期を迎えたため、犬の世話なんか一切しなくなりました。そして家にも帰らない。でも帰れば嬉しそうに近づいてくれ時、親との会話は無くともを犬と触れ合い癒される。そんな状態でした。

ダルメシアンの死

僕が23歳の時でした。僕は成人をしてから親元を離れてプラプラ遊んでいたんですが、やっとのことで就職先が決まり、たまたま実家に帰省していました。
1入社一週間前に亡くなり死因は老衰。年齢は14歳でした。

帰省した時にはすでに脚が悪くて歩けずに、本当に老犬になってしまったんだなと。亡くなる数時間前に自分は撫でてあげていたのに、朝目覚めたら亡くなっているなんて。もしかしたら僕が帰るのを待っててくれたのかな?なんて思いました。

そして後悔します。
最後に触ったのは自分なのに、何故気付かなかったんだ。
もっと世話してあげたら良かった。
犬の友達がいたらもっと充実した生活を送れたじゃないか。
室内という限られた世界しか教えてあげられなかった。
結局自分は何にもしてないじゃないかと。

中学から成人して呆けている間、実に約10年間世話をしていない自分への後悔。そして、こんなに悲しい思いをするなら、もう犬は飼わない。と思っていました。

4匹目:ジャックラッセルテリアとの出会い

ジャックラッセルテリアとの出会いは突然でした。結婚して夫婦生活も落ち着き、犬を飼いたいねぇ~なんて他愛もない会話からです。

犬はもう飼わない。そう思っていましたが、子供ができたら犬を飼うつもりでした。自分自身の経験から命の大切や、命を預かることの大変さを学んで欲しかったからです。

ですが犬が最初にいると子供が優しくなるとか、新築の家を壊されないとか、そんな事を考えていたら、先に犬を飼おう!という流れになりました。

そんな時にペットショップで出会いました。犬の生態販売の是非は置いておきますが生後60日でした。コロンコロンとした仕草に嫁も心奪われました。ジャックラッセルテリアの前評判は調べており、絶対に飼わないだろうなと思っていましたが、結果として一期一会だと思いお迎えすることとなりました。

生後70日くらいのフランちゃん

犬を飼う前に調べたこと

一番驚いたのは犬を取り巻く環境が約10年間にとても変わっていることでした。

  • 犬=家族
  • 屋外飼いより室内飼いが当たり前。
  • 犬は社会化が重要。
  • しつけは褒めて伸ばす。
  • ペット可の飲食店・旅館、ホテル。

正直カルチャーショックでした。

僕の時は

  • 犬=犬
  • 犬は番犬。屋外が当たり前!
  • ってか社会化って何?
  • 吠えたら叱る、お尻を叩く!
  • ペットと飲食店に行くってなに?概念すらない

トイレは失敗したら鼻先を無理やり擦り付けて叱るってのが当たり前のようにしつけ本に書いてましたからねw

 

そして様々な人のブログやサイトの記事に目を通しました。時代は進みYouTubeで検索すれば簡単にしつけ動画を見れるようになりました。

こんなに簡単に情報が手に入れられる。そしてわかったことがありました。

今まで飼っていた犬は社会化が不十分だったと。

一匹目のミックス犬は番犬としてその役割を果たしていたので良かったかもしれません。

ですがビーグルとダルメシアンは明らかに社会化不足があったと痛感しました。

ビーグルは社交的でしたが興奮しやすい性格でした。もっと車や人に鳴らしておけば…そして「待て」を確実にしつけていれば。

ダルメシアンは狂犬病の注射まで完全に室内。もっと外への刺激や人・物へ慣らしてあげれば。そして他の犬と触れ合わせてあげれば、臆病にならなかったかもしれません。少しの変化にも耐えられないような状態は、大変ストレスがかかっていたんだなと改めて思い知らされました。

ただ当時は正しいとされていたんです。もしかしたらこの記事も10年後にはあり得ないしつけ方になってるかもしれません。

社会化不足の犬との生活は本当に大変です。そして犬自身も寂しい気持ちさせてしまうことになります。

犬の友達も作れない。家族以外の人間とは接することができない。預けることも出来なければ旅行にも行けない。

そして一緒にいる飼い主さんも「こんなハズじゃなかった…」となってしまうかもしれません。

犬の社会化ために行っていること

ジャックラッセルテリアのフランですが、社会化にはかなり力を入れています。これは僕自身の苦い経験からです。

そもそも社会化とは4週齢~13週齢です。この時期は警戒心より好奇心が勝っている。だからそのうちに色んなことに慣れさせよう!てことです。ですが、ワクチン接種時期と重なっているんですよね。

そうしたら抱っこして外の刺激を与えるだけでもいいです。外を散歩してみてください。

僕はよく抱っこして駅前の雑踏を聞かせてました。中には触ってくれる人もいるので大変助かります。

もし難しいならYouTubeで「犬 社会化 音」で検索してみてください。いい素材がたくさんあります。暇な時はずっと流してました。

13週齢~12ヶ月齢は若齢期と言われて、第二の社会化って言われるみたいです。好奇心より警戒心が出てくるんですね。今のフランがちょうどこの時期です。まさに少し警戒心が出てきてるなと。

若年期も社会化で行ってきた刺激を継続して行うと、物怖じしない社交的な性格になるみたいです。

友人宅でBBQの様子
子供と触れ合うことも立派な社会化です
上手く触れ合ってもらいました。
人に慣れることは大切です。

現在のジャックラッセルテリア(生後5ヶ月)

総じて社会化は上手くいってると思います。

  • 人に触ってもらうのは大好きで、人間に対しては「人間だぁ~!わぁ~い!」って感じです。
  • 吠え癖も今のところありません。
  • ドッグカフェに行って、お利口に待っていられます。
  • 嫁の実家に一泊しても、環境の変化にすぐ対応してくれます。

吠え癖はこのまま付かないように、吠えない環境を作って吠える動作を覚えないようにしていきます。

ただ一つ気になっていることがあり、犬の友達が上手く作れていないことです。

ドッグランに連れて行っても、あまり追いかけっことかしません。吠えたりはしないんですが、一度フレンチブルドッグにマウンティング取されてから少し恐怖心が芽生えてしまったみたいです。

このまま他の犬と触れ合わずに過ごしてしまうと、犬コミュ症になりかねませんので、積極的ドッグランに連れて行こうか思います。経過が書けたらまた書きます。

最後になりますが、自分が3匹の犬と出会い別れた中で、全て失敗だったのか。と思うとそうではありません。

全てが間違っていたとは思わない。

今は犬=家族に対して美化しすぎなんではと少し感じます。確かに家族なんですが、しっかり叱らない飼い主さんも多いなと思います。

他の犬に対して吠えたり、飛び掛かったりしても「こらこらダメでしょ~すみませ~ん」みたいな。

もう少し叱る時は叱る。メリハリはつけた方がいいのかな?と意識的に叱るようにしてます。ゆとり教育と同じです。僕はゆとり世代なので言われるの大ッ嫌いなんですがねw

過ぎたるは猶及ばざるが如しです。褒めるだけも良くないかなってw

 

犬の社会化はできていないと本当に苦労します。実際苦労しました。この時期は取り戻せるものでないと現在痛感してます。

もし社会化に失敗してしまった飼い主さんは、家族に懐いてるならいいかと割り切ることも精神衛生上必要かもしれません。あとはプロに頼むか。完璧とはいかなくても、犬は頭いいですから。ゆっくり時間をかければ、多少の矯正はきくみたいです。
僕はもう個性だと割り切ってました。ビビりだからしょうがないみたいな。でも最後はやっぱり後悔がありました。
だからこそ、これから犬を飼う人は犬の社会化に重点を置いて接していくと今後のドッグライフがより豊かになると思いますよ!

ジャックラッセルテリアのフランちゃんの成長を踏まえて、しつけの進行具合を以後も伝えていきますね。